福岡市西公園
西公園は近くにあるのでよく散歩に出かけます。
桜の名所100選に選ばれていますが、
場所によってはコンクリの建物により景観を損なってしまっていることと、
人が押し寄せてきて静寂の雰囲気が壊れるので桜の時期は避けています。
身近にありすぎるため有難味をあまり感じることがないのです。
訪れたのは4月下旬つつじが落ち始めたころです。
光雲神社前。
近年大幅な整備がおこなわれてずいぶん変わりましたが
この風景だけは昔と変わりません。
黒田節のおっちゃん。
平野さん。
造られたり、
取り壊されたり、
また再建されたりと、
生きているときも、
銅像になっても不憫な人です。
神さぶる 荒津の崎に 寄する波
間無くや妹に 恋ひ渡りなむ
※(神々しい荒津の崎に寄せる波のように、いつも妻を恋慕うのだろうか。)
荒津の崎万葉歌碑 天平8年(736年)土師稲足がよんだ歌。
ようするに1300年ぐらい前にもここら辺をうろちょろして
景色をぼ~っと眺めていた人間がいたということです。
西側展望広場から見た鵜来島。
都市高速ができる前、潮が引いたときは島から海岸まで道がうっすら見えていました。
大昔歩いて渡ることができたと言われています。
手前は最近できた人工島、こちらも引き潮のときだけ道ができます。
かってに島へ渡ってはだめだそうです。
私の宝くじにつぎ込んだ資金で整備されているのだそうです。
なんか複雑な気分です。
展望台にある木製の船のオブジェ。
これも私がつぎ込んだ宝くじのお金でできています。
中央展望台からの風景。
公園内をまったり歩いて一時間ぐらいです。